そして私は男性器と決別する。【SRS②】

私の意識は吐いている途中で復活した。
全体的にだるい、股間は鈍痛が襲う。 私は真っ先に股間を触る、痛み麻酔腫れがごちゃ混ぜの中でも竿がなくなってたのが分かった。
数時間ベッドで寝かせてくれた。
先生は背中にモルヒネの風船が刺さってるから全部しぼんだら帰っていいとの事。
入院設備が無いためホテルで安静にして1週間後また来るよう言われた。
しかし私は痛みに強いのか造膣をしていないからか、翌日から杖を頼りにカテーテルをスカートで隠し観光して回る日が続いた。
この間特にトラブルもなく1週間あっという間に経った。

その間傷口を鏡で見るが小陰唇がパンパンにはれ上がり、首枕みたいな形になっていた。
どこがどの部分になるのか判らない位あちらこちらがはれ上がり血がにじみ出る始末。
少々仕上がりが不安になるほど。

1週間後先生に診てもらう、思ったより腫れがひいてないとの事。
心当たりがありすぎて何も言えなかった。
そして一言「動いた?」
私は観光して回ったとごめんなさい。
次に抜糸をしてもらった。(不確)
縫い跡が残らないように早めに抜糸するそうで私はM字開脚
先生は挟みで一本一本抜いていく。
正直SRSより抜糸のが怖かった。弱音を吐いてるとSRS頑張ったんだからと励ましてくれる。

そしてカテーテルの抜き方と針無しの注射器をもらい地元に帰ってきた。
流石に歩くのがしんどくて父親に向かに来てくれるようにお願いした。
しばらくすると車が来て乗り込む、父の気まずそうな顔は一生忘れないだろう・・申し訳ない。
自宅で療養し、1週間くらいでカテーテルを抜くが張り付き痛みに耐えながら引き抜く。
そして用を足す、初めて女性と同じ感覚で用が足せた日だった。
私は嬉しくて嬉しくて自分を抱きしめ涙が流れていた。

SRSから一か月後仕事復帰をする。
そもそも本当にSRSをしたのか疑ってる感じなのかしばらくシフトがガタガタだった。
店長が大丈夫?と聞いてきたので笑顔で大丈夫ですと言ったら股間を見て疑ってる素振りをしていた。
大丈夫ではない痛くて普通に歩くのがやっとの状態で働いていた。

元カレの浮気相手は熊本で性別変更の手続きをしたらしいが事例がないと四苦八苦していたのを知っていた。
私も性別変更の手続きをしに裁判所へ、ある程度苦戦するかと覚悟はしていたが流石神奈川、別の場所に呼び出され個室に二人っきりになり。必要書類を提出しプリントに手続きをしすぐに終了した。
これはかなりの奇跡なのだが性別が変更された日付が誕生日と重なっていたのが嬉しかった。

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そして私は男性器と決別する。【SRS①】

私は22の時にホルモンを打ち始め。
23に去勢、24でSRSと急速に運命が動き出した。
あれからもう8年になるなんて思えない。
昨日の様に覚えている。

この時の私は竿の違和感が限界を超えていた。
陰毛を境に何か違う生物が寄生してるような気持ち悪さが昔より増していた。
ただ私はSRSを海外で受ける気は無かった。(飛行機が落ちる・・)
かといって埼玉医大などの低スパンでSRSしてる場所でも受ける気も無く探し回った。
目標はSRSをかなりの数こなしてる医者。そして私はあるところを見つけた。

そこへ診察を受けると、女性器の整形の写真の比較を見せてくれた。
そしてやっぱり穴は少し後ろに開けないといけないとの事、私は見た目重視で造膣は希望しなかった。
予約の話になると私はなるべく早い日にと希望したら3週間後に予約が取れる。
私はためらいも無く最短の手術日を希望した。

女性と嘘をつき働いてた職場は大混乱。
履歴書に嘘を書くなよ。そういうのは1か月前に行ってくれ。許されると思っているのか?シフトはいつも通り入れとくぞ。
まぁ仕方ない私の身勝手でしかなかったから、それでも一生懸命説得する。
店長はなぜ休むか皆に説明する事を条件に一か月休ませてくれた。
(でも、私が心許してカムした人が言いふらしてたから問題なかった。)

当日私は剃毛をする、確かに竿は自分にくっ付いてるのを実感させられた。
ホテルを出てクリニックに向かい、SRSを受けに待合室にいた。
本とかでSRSの日が近づくにつれ鬱ぽくなったり怖気づいたりしてる人もいると読んでいたが私は不思議な感覚に陥っていた。
確かに予約を入れる前はSRSをしたら後悔するんじゃないか・・とか考えることもあったがいつも私はこう言い聞かせていた。
『取らないで後悔するくらいなら取って後悔しよう』
今思うと後ろ向きな私らしい文句だ。
不思議な感覚とは瞑想の状態だった。座禅を組み無になってる感覚・・

私には変な憧れがあった、よくドキュメントでSRSする人がベッドで運ばれていく中、看護師の手を繋ぎ手術室に行く感じをイメージしていた。
「絆さーんこちらにお入りください」
私はSRSと言うより理想と現実の違いに戸惑った。
はたから見ればSRSに不安を感じてると誤解されてただろう、看護師さんは怪訝そうな顔した。
徒歩かい!と心の中で突っ込みながら手術室に向かう。
下半身裸で上半身だけ手術着にきがえる。(不確)
手術台に横たわりマスクから出てくるガスを思いっきり吸う様に言われた。
恐怖は最後まで無かった。
ガスを恐る恐る吸うと、もっとたくさん吸う様に促がされ もうどうにでもなれと言わんばかりに吸うと意識は一気に失いマスクから手が外れる、その後誰かがマスクを押さえつけてたのが最後の記憶だった。

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