おそらく母親はあの手紙を今でも遺書だとは思っていないだろう。
私は死ぬつもりで一枚の手紙を机に置き死にに出かけた。
私が好きな景色がある高台、そこへ自転車を走らせていた。
空は私の心を映してる様にどんより曇っていた。
目的地に着いた時には雨が降っていて好きな景色が台無しだったのを覚えている。
缶コーヒーを飲みながら台無しな景色をボーっと眺めていた。
おもむろに携帯を取り出し、机の手紙を読むように促す電話を母親にした。
・・もう後戻りはできない。死のう。
夜、冬の始まり私は睡眠薬を飲み凍死を図った。
覚めるはずのない目が覚めてしまった・・
寒い・・ 体が動かない・・
生きたい・・
生き物としてごく当たり前な考えが真っ先に浮かんだ。
涙が流れる、声を荒げる地面を何回殴ったか・・
ある程度発散するとまぁまぁ体がいうことを効くようになった。
入口のホットコーヒーを飲み暖をとる。
私の人生何だったんだろうな・・ 虐待に始まり、フラッシュバック、性違和。
生きてた原因を考え出す。まだ3時・・
原因は薬の量とコーヒーじゃないかと感じた。
冷静に考えればなぜあの時コーヒーを飲んだのかわからない。
睡眠薬の致死量は知っていたので余ったのをかき集めて持ってきただけだった。
死にたくないと無意識的に生きる伏線を張っていたのかもしれない。
帰ってきた私を迎えてくれたのは心配した顔をした母親だった。
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